2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧
他人から攻撃された時、君もまた攻撃を持って返すなら、君の中の恨みも、相手の中の恨みも、静まることなく、増幅しあい、無限に連鎖してゆくことになる。攻撃を受けても、「まぁ、いっか、恨まないよ」という肩透かしを投げ返すなら、互いの恨みは、静まり…
君が友人をディナーに招待して、手に、よりをかけた料理で、もてなそうとしたと想像してみよう。けれどもあいにく、彼らには用事があり、すぐ、そそくさと帰ってしまった。すると、君の家のテーブルには、手つかずのまま皿に盛られた料理がどっさり残り、誰…
「あの人は、私の悪口を言いやがった」 「あの人は私の心を、傷つけた」 「あの人は、私に黙って、抜けがきをした」 「あの人は私から、利益を奪った」 こんなふううに、心の中で、怒りを発火させ、いつまでも反復し続けるなら、その恨みは、いつまでも鎮ま…
もし君が、誰かに悪口を投げられて、傷つきそうになったら、思いおこしてみるといい、この悪口っていうやつは、今に始まったことではなく、原始時代から、ずーっと、続いてきたものだということを。 静かに黙っている人は「ムッツリ」していると、悪口を言わ…
怒っている、いやな人に対して「ちえっ、そんなに怒らなくてもいいのに」と、ムカムカ怒りを感じるのなら、君はその、怒りによって、まさに、悪いことをしたことになる。怒っている人に対して、怒りを感じずに済ませられることほど、難敵と戦って、なんとか…
もし君が、ライバルから、いやな目に合わせられ、鬱になったり、落ち込んだりしたなら、それを見た相手は、「わーい、ざまーみろ」と笑って、喜ぶだろう。ゆえに、「真の損得」を知る人は、どんないやな目に逢わされようとも、嘆かず、平常心を保つ、前と変…
今日から、ブツダの言葉を、集めて見ました。参考になれば、幸いです。私もこの言葉に、だいぶ励まされました。皆さんも、十分味わってください。 「もう投げ出しちゃおうかな」 ときとして、諦めたくなる。ときとして、挫けそうになる。「ううう、どうしよ…
「今お経が面白くて、毎日暇があると、お経本を開いているんです。あんなすばらしいものを、お坊さんだけに、独占させておくては、ないですよ」、今まで、お経というと、てんから、チンプンカンプンなものだと、思い込んでしまっていたのですが、一度手がか…
禅の言葉に、臭皮袋(しゅうひたい)というのがある。糞袋のことだ。修業中の若い小僧が、娘にうつつを抜かしているのを見て、和尚が、「ありゃ、女の恰好した、くそ袋じゃないか。あんな臭いものにゃ、近寄らん方がええ」などと言う時に、臭皮袋と言う言葉…
「咲いた咲いたに、つい浮かされて、春を訪ねて西また東、わらじ、へらして、帰ってみれば、家じゃ梅の花笑ってた」メーテルリンクの「青い鳥」ではないが、遠くさまざまな国を遍歴して、得られなかった幸せが、実は自分の家にあったという訳だ。とかく、隣…
登校を渋る、小学校五年生になる男の子の家に、担任の教師がやって来て、こんな会話が始まった。「学校に行くの いやか」「うん、いやだ」「どうして」「おもしろくネーもん」「だけど、学校はお前のためにあるんだぞ」「うそだーぃ」「うそなものか、犬は学…
「そんか、とくか、人間の物差し、嘘か誠か、仏さまの物差し」相田みつおさんの言葉だ。まったくその通り、人間の物差しは、すべて、損か得かで決まる。古くからの諺に。情けは人のためにならず。というのがある。これなんか、見事に、人間そのものさしを、…
なにごとによらず、カーッという表現をつかわれたものに、ろくなものがない。暑さも、カーッとくると、クラクラする。頭もカーッとなっては、もういけない。狂気の沙汰は、すべてこのカーッが原因になっている。特に、カーッとなった信仰はよくない。日蓮上…
「あなたは、地獄があると思いますか」と聞くと、ほとんどの者が、「地獄なんて、絵空事でしょう」という。ところが、「極楽があると思いますか」と問うと、大概の人が、「あると信じたいね」と答えるという。つまりこれは、「生まれることは信じるが、死ぬ…
「信」という字は、人と人とが言葉によって、結ばれている姿であるという。聖書に、「はじめに言葉ありき」とあるのも、人間関係は、その「信」によって、始まるのだということを、示しているのだろう。それだけに、信の因をつくっている言葉は、難しいこと…
いつの頃からそうなったかは知らないが、人間が死ぬと、その夜から「仏」と呼ばれる。ごうつくばりの爺さんも、因業な婆さんも、死んだ途端に見事に、仏様になってしまうのだから、不思議な話だ。まったく日本人は慈悲深い。だがそれにしても、情けの名も知…
ある娘、こともあろうに、宗家が同席している大切な、茶席で屁をこいてしまった。一同ハッとして、音の所在を確かめようとした時、同じ席にいた尼さんが、サッと頭を下げ「ふつつかなことをいたしました」とわびたために、娘はあやうく、恥をかかずに済んだ…
人間は、本来だれでも仏になれる、種を持って生まれてきている。という。つまり「性善説」である。なるほど、あの赤児の無心な馥郁とした笑顔を見ると、そうかもしれないと、納得しかけるのだが、鏡に映る自分の顔を見ると、本当かなぁと、疑問が湧いてくる…
日本が民主主義国家になってから久しいが。近頃の世の中を見まわしたとき、民主主義なるものが、健全に育成されているかどうかを思うとき、きわめて疑わしくなってきた。もともと、お仕着せの民主主義だから、体にピッタリするまでには、時間がかかると思っ…
東、両親、西、兄弟、南、友人、北、世間、これは、東西南北、全てのものが、自分を育んでくれる、大切な人たちなんだ、と言うことだ。だが、そういう言葉を、なるほど、その通りだなぁ、と素直にうなずけた時代は、世の中全体が、誠に健全であった。親は親…